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朗読部門指定作品に「ブロードキャスト」「高校入試」を追加しました

2020年夏にオンライン開催の高校生に向けたみんなで放送コンテスト2020(通称:みんコン) 朗読部門に湊かなえ著書「ブロードキャスト」「高校入試」(KADOKAWA)を追加します。
発表資料(PDFファイル)
20200615_発表資料

作品紹介URL

[高校入試(文庫版)]https://www.kadokawa.co.jp/product/321509000157/
※参加者の方は各自で用意して下さい。(電子書籍も可能です。)
許諾くださった湊かなえ様、関係者の皆様に略儀ではありますが、この場を借りて御礼申し上げます。

湊かなえさん「みんなで放送コンテスト・応援コメント」

 高校放送部を舞台にした『ブロードキャスト』を執筆したことから、昨夏、Nコン(全国高校放送コンテスト)決勝のゲスト審査員をさせていただきました。想像以上の熱気に圧倒され、今年も楽しみにしていましたが、新型コロナウイルス感染拡大防止のため中止となってしまいました。
 精一杯戦って負けたのなら悔いはない。だけど、努力の成果を発揮する場を奪われる悔しさは、どう昇華すればいいのか。折り合いを付ければいいのか。何か代わりとなる場を用意することはできないか。そう考えていた矢先、「みんなで放送コンテスト」開催の連絡を受けました。実行委員の方々の行動力には、ただ頭が下がる思いです。そんな素晴らしい場に、朗読部門の選択図書として拙著を取り上げていただけたことを、心より光栄に思います。
 昨夏のゲスト審査員講評で、朗読部門に対し、私はこのようなことを言いました。「作家は、文中に鍵括弧を用いるか、読点をどこに打つか、多くの読者にとってはどうでもよさそうなことに対しても、細心の注意を払って書いています。どうか、それを汲み取って読んでみてください」と。皆さんの完全燃焼を心より応援いたします。頑張ってください!
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